- ◆そもそもなぜ塗り替えするのか?
お家を塗り替える目的は主に2つあります。
まずは美観。見た目の美しさを甦らせる目的です。
塗膜の劣化だけでなく長年の汚れ、カビなどでも美観は損なわれます。2つ目に塗膜の劣化、下地の風化による防水効果を甦らせる目的です。外壁や屋根などに水が 染み込み始めるとますます劣化を早めることになり、傷みが進むほど費用も増えます。 あまり劣化しすぎると下地のボードやモルタルをいためてしまい塗装では対応できなることも あります。(下地の代わりに塗料がいたんでいくのです。)早め早めが費用も安く済みきれいに仕上がります。
- ◆塗り替えって何年ぐらいもつの?
- 耐久年数は使用材料や環境などによって変わってきますので一概には言えませんが、 一般には7~10年が目安です。 鉄部⇒木部⇒屋根⇒外壁 の順に劣化・傷みが出てくることが一般的です。 使用材料による違いは↓で説明します。
- ◆ウレタンやシリコンって聞くけど何?
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塗料の成分(樹脂)の違いです。
アクリル
コストの安い塗料ですが耐久性に不安があります。新築建売などはまだ現在も使われることもあります。ウレタン
アクリルよりも耐久性があり、付着性や艶、柔軟性などの性質があります。コストと耐久性のバランスのいい塗料です。シリコン
少し高価になりますが耐久性はかなり高くなります。現在では主流となっています。フッ素
相当高価です。しかし耐久性はぴかいちです。塗膜が硬すぎるという欠点がありましたが最近改善された商品も出てきました。
当社ではシリコンをよく使います。塗り替えって再々できませんからね。お勧めです
- ◆水性塗料って大丈夫?
塗料には水性塗料と溶剤系塗料がありますが水で希釈(薄める)のかシンナーで希釈するかの違いであり、耐久性やその他の性能は主成分である樹脂がなになのかによって決まります。 溶剤アクリルよりも水性シリコンのほうが耐久性は高いです。
また、その他の性能(防カビ.遮熱、断熱など)は塗料によりさまざまです。最近は環境への配慮やお客様、近隣住民さまの臭気等の問題などから水性塗料が一般的になりました。